「泉」から「いづみ」へ その4
- 2006/06/26
- 06:53
「みゆきさん、本当に一緒に入っていいんですか?」
お食事が終わってから美佳さんに、みゆきさんと礼子さんと一緒にお風呂に入るように言われたのでした。
「私たち、みんな一緒の仲間でしょ。だったらお風呂も一緒に入らなきゃ。」
ここは以前は美佳さんのおじいさまの会社の寮だったそうで、お風呂も大きいのです。
お姉さまたちはみんな一緒に入るのですけど、わたしは昨日までは最後に一人で入っていたのです。
「ほんとにご迷惑じゃないんですか?」
わたしがいつまでもぐずぐずしていると、礼子さんが助け舟を出してくれました。
「泉さん、私たちの事を本当の家族だと思えば、気が楽になるんじゃないかしら。」
これ以上嫌がっていると却ってご迷惑になるような気がしたので、思い切って一緒に入らせてもらうことにしました。
「泉ちゃん、ずいぶんセクシーなパンティ穿いてるのね。」
みゆきさんに言われてハッと気がつきました。(もう、遅いですけど・・)
「あら、これは今朝私が差し上げましたのよ。ブルーの縁どりが綺麗でしょ?」
「そうですね、礼子さん。泉ちゃんには勿体無いんじゃ無い?」
「いいえ、私たちとお仲間になるのでしたら、このくらいのものは身に着けていただかないと。」
「さすが礼子さん、大人だわー。私も礼子さんのセンス、見習わなくっちゃ。」
ものすごい会話にわたし、頭がくらくらしそうです・・
お二人がお風呂に入って行ったので、わたしも裸になってついていきました。
「わぁ、泉ちゃんの「男の子」だぁ。可愛いわね。洗ってあげましょうか?」
「そうですね、前の方はみゆきさんにお任せして、私はお背中を流して差し上げますわ。」
わたしはお二人に挟まれておろおろしてしまいました。
「泉ちゃん、「男の子」大きくしてあげましょうか?」
「みゆきさん、美佳さまからくれぐれもおイタをしないように承っておりますから、ほどほどになさってくださいね。」
わたし、お二人のいいオモチャにされてるみたいです・・
お風呂から上がったら、わたしの洋服が見当たりません。
「みゆきちゃん、泉ちゃんにこれを着けてあげてね。」
美佳さんは身頃がブルーで、ベースが白のセクシーなランジェリーを手にしていました。
「これ、わたしが着るんですか?」
「そうよ。私のランジェリーのラインナップから特に品が良くてセクシーなものを選んだつもりよ。」
「でもこれ、女性が着けるものでしょ?」
「だって、さっき女の子のつもりで付き合ってあげてね、って言ったでしょ。」
わたしが呆然としていると、みゆきさんがやってきて「ひゅーっ」と声を上げました。
「さすが、社長ですね。今度私にもこんなの、下さいね。」
「みゆきちゃんにもいっぱい上げたでしょ。とにかく早く着けて上げてね。」
「はーい、分かりましたぁ。じゃあ、まずブラジャーからね。泉ちゃん、バンザイしてくれる?」
もう、わたしはお姉さまたちのするがままです。
「社長、カップの中は?」
「このブレスト・フォームがこの間手に入ったのよ。カップに入れると本物のバストみたいなの。泉ちゃん、ブラの上から触ってごらんなさい。」
わたしが触るより早くみゆきさんに胸を揉まれてしまいました。
「ほんとですね。私のよりおっきいかも。泉ちゃんも触ってみれば?」
みゆきさんに言われて触ってみると、女のひとになったみたいです。
「あとはみゆきちゃんに任せたから、お願いね。」
美佳さんはそういってお風呂に入っていきました。
「泉ちゃん、次はガーターとストッキングよ。」
みゆきさんに言われたとおりにストッキングをつま先の方へ丸めました。
「履いたら上の方へ持ち上げていくのよ。ガーターの先にクリップがあるでしょ、それに引っ掛けて止めてね。」
なんか、その道の女性になったような感じです。
「じゃあ、最後にスリップね。これは分かるでしょ。」
みゆきさんにウインクされて、恥ずかしさが込み上げてしまいました。
その後、メイクを施されて、ウイッグを被せられました。
「泉ちゃん、すっかり女の子ね。じっくり鏡で見てみる?」
みゆきさんに促されて鏡を覗いたわたしは「これだ!」ってピンときたのです・・
<画像は当然ですが(笑)本文とは関係ありません・・>