「徹と呼ばれたころ 5」
- 2009/10/11
- 23:59
「徹と呼ばれたころ 5」
あの日から百合子さんは僕の「大事なひと」になりました。
そして逢うたびに百合子さんの寝室で愛し合うようになってしまいました・・
百合子さんは何でも教えてくれました。
最初は恥しかった僕も今ではすっかり慣れてしまい、絵美さんのランジェリーを身に着けて愛し合うことにも何の抵抗もなくなってしまいました・・
そんなある日のことでした・・
いつものように華やかなランジェリーを身に着けた僕が百合子さんのキスを待っていると・・
百合子 「今日は徹さんにご覧頂きたいものがあるんですの。」
部屋の壁面いっぱいのカーテンを開けたとき、僕は思わず息を呑みこんでしまいました・・
百合子 「いかがかしら・・感じてる絵美の表情って徹さんが見ても素敵でしょ?」
カーテンの向こうはマジックミラーになっていて、そこには椅子に繋がれて悶えている絵美さんの破廉恥だけど美しい、なんとも言えない姿が映し出されていました・・
百合子 「私、徹さんに謝らなければいけない事がありますのよ。怒らないで聴いてくださる?」
僕にはショッキングなことばかりでした・・
こっそりランジェリーを身に着けていたことが百合子さんに既に判っていたこと・・
百合子さんと愛し合っている時にいつも絵美さんがこんな風にさせられていたこと・・
そう言えば百合子さんは時々席を外すと15分くらいで戻ってくることがありました。
その間に絵美さんを可愛がってあげていたのだそうです・・
もっとビックリしたのは、初めて結ばれた日、百合子さんはそんなに遠くには行っていなかったのだそうです。
僕が変身するのを見抜いていてお芝居を打ったのだそうです・・
百合子 「私、いけない人だとお思いになるわよね。徹さんやっぱり怒ってらっしゃる?」
僕はショックのあまり首を横に振るのがやっとでした・・
そんなことを打ち明けられても百合子さんを嫌いになるなんて、とても無理な話です。
百合子 「許してくださるのね、徹さん・・あなたはやっぱり私の見込んだ殿方だわ。」
徹 「僕、百合子さんが好きなんです・・身分違いって判っていてもどうすることも・・」
言い終わらないうちに唇を奪われた僕はこれからも百合子さんの言いなりになって全然構わない、って思いました。
百合子 「あら、絵美のことすっかり忘れてしまいましたわ。
徹さん、今から絵美を連れてきてよろしいかしら?」
徹 「えっ、じゃ僕はどこにいたらいいんでしょう・・」
百合子 「徹さんはもちろんここにいてくださらなければ。絵美を連れてくる意味がありませんもの。」
それから僕と同じような恰好の、薄いガウンの下から白い、眩しい体の絵美さんが百合子さんに手を引かれてやってきました。
絵美さんはなんだか恥しそうな、それでいて嬉しそうな、いつもと違う大人の雰囲気でした・・
百合子 「絵美、徹さんにきちんとご挨拶出来ますわね。」
絵美 「はい、奥様。徹さま、絵美はイケない女なのです。奥様の大事な徹さまにもそんな絵美の恥しいところを観て頂きたいのです。」
徹 「改まって、いったいどうしたと言うのですか?」
百合子 「徹さんにもう一つだけ謝らなければいけないことがありますの。
今からお教えしますので、そこで見守っていてくださいますね?」
僕はただならぬ雰囲気に呑みこまれそうになりました。
でも百合子さんに言われたとおり、黙って見ているしかなさそうです・・
あの日から百合子さんは僕の「大事なひと」になりました。
そして逢うたびに百合子さんの寝室で愛し合うようになってしまいました・・
百合子さんは何でも教えてくれました。
最初は恥しかった僕も今ではすっかり慣れてしまい、絵美さんのランジェリーを身に着けて愛し合うことにも何の抵抗もなくなってしまいました・・
そんなある日のことでした・・
いつものように華やかなランジェリーを身に着けた僕が百合子さんのキスを待っていると・・
百合子 「今日は徹さんにご覧頂きたいものがあるんですの。」
部屋の壁面いっぱいのカーテンを開けたとき、僕は思わず息を呑みこんでしまいました・・
百合子 「いかがかしら・・感じてる絵美の表情って徹さんが見ても素敵でしょ?」
カーテンの向こうはマジックミラーになっていて、そこには椅子に繋がれて悶えている絵美さんの破廉恥だけど美しい、なんとも言えない姿が映し出されていました・・
百合子 「私、徹さんに謝らなければいけない事がありますのよ。怒らないで聴いてくださる?」
僕にはショッキングなことばかりでした・・
こっそりランジェリーを身に着けていたことが百合子さんに既に判っていたこと・・
百合子さんと愛し合っている時にいつも絵美さんがこんな風にさせられていたこと・・
そう言えば百合子さんは時々席を外すと15分くらいで戻ってくることがありました。
その間に絵美さんを可愛がってあげていたのだそうです・・
もっとビックリしたのは、初めて結ばれた日、百合子さんはそんなに遠くには行っていなかったのだそうです。
僕が変身するのを見抜いていてお芝居を打ったのだそうです・・
百合子 「私、いけない人だとお思いになるわよね。徹さんやっぱり怒ってらっしゃる?」
僕はショックのあまり首を横に振るのがやっとでした・・
そんなことを打ち明けられても百合子さんを嫌いになるなんて、とても無理な話です。
百合子 「許してくださるのね、徹さん・・あなたはやっぱり私の見込んだ殿方だわ。」
徹 「僕、百合子さんが好きなんです・・身分違いって判っていてもどうすることも・・」
言い終わらないうちに唇を奪われた僕はこれからも百合子さんの言いなりになって全然構わない、って思いました。
百合子 「あら、絵美のことすっかり忘れてしまいましたわ。
徹さん、今から絵美を連れてきてよろしいかしら?」
徹 「えっ、じゃ僕はどこにいたらいいんでしょう・・」
百合子 「徹さんはもちろんここにいてくださらなければ。絵美を連れてくる意味がありませんもの。」
それから僕と同じような恰好の、薄いガウンの下から白い、眩しい体の絵美さんが百合子さんに手を引かれてやってきました。
絵美さんはなんだか恥しそうな、それでいて嬉しそうな、いつもと違う大人の雰囲気でした・・
百合子 「絵美、徹さんにきちんとご挨拶出来ますわね。」
絵美 「はい、奥様。徹さま、絵美はイケない女なのです。奥様の大事な徹さまにもそんな絵美の恥しいところを観て頂きたいのです。」
徹 「改まって、いったいどうしたと言うのですか?」
百合子 「徹さんにもう一つだけ謝らなければいけないことがありますの。
今からお教えしますので、そこで見守っていてくださいますね?」
僕はただならぬ雰囲気に呑みこまれそうになりました。
でも百合子さんに言われたとおり、黙って見ているしかなさそうです・・