ソーライス
- 2009/09/24
- 12:37
Mixiに載せたものと全く同じ内容ですが・・
昔は野球の雑誌など、よく読んだのものですが ある雑誌に連載されていた「阪急ブレーブス球団史」 という物語の中で今でも鮮明に憶えている エピソードがあります・・
1930年、世界的な不況に巻き込まれて「昭和不況」と 呼ばれた時代のお話です。
当時サラリーマンと呼ばれた人々はある種「選ばれた」 エリート層だったようです。
ところが世間からは羨望の眼差しで見つめられた 彼らにしても生活が苦しいのは、大衆と なんら変わりありませんでした・・
そこで誰が始めたのかデパートの食堂でライスのみを 注文することが流行ったそうです。
テーブルにはソースと福神漬などの副菜があるので、 デパートで食事するという虚栄心と、一番安いメニューで 節約するという、相反する要素を同時に満たす為に・・
もちろん売上げにつながらないこんな注文を どこのデパートでも歓迎する筈がなく
「ライスだけの注文お断り」の貼り紙が出されました。
ところが梅田阪急百貨店の社長である小林一三氏は 「ライスだけのお客様を歓迎します」という姿勢を 打ち出し、当時のサラリーマンに希望の光を 灯したそうです・・
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%B9
その時阪急の食堂を利用した人々の中には戦後裕福な 身分となってもその恩を忘れずに 「一生阪急でしか買い物しない」と誓った富裕層も 多くいた、と聞いています。
たまにはこんな心暖まるお話も良いのではないでしょうか・・
昔は野球の雑誌など、よく読んだのものですが ある雑誌に連載されていた「阪急ブレーブス球団史」 という物語の中で今でも鮮明に憶えている エピソードがあります・・
1930年、世界的な不況に巻き込まれて「昭和不況」と 呼ばれた時代のお話です。
当時サラリーマンと呼ばれた人々はある種「選ばれた」 エリート層だったようです。
ところが世間からは羨望の眼差しで見つめられた 彼らにしても生活が苦しいのは、大衆と なんら変わりありませんでした・・
そこで誰が始めたのかデパートの食堂でライスのみを 注文することが流行ったそうです。
テーブルにはソースと福神漬などの副菜があるので、 デパートで食事するという虚栄心と、一番安いメニューで 節約するという、相反する要素を同時に満たす為に・・
もちろん売上げにつながらないこんな注文を どこのデパートでも歓迎する筈がなく
「ライスだけの注文お断り」の貼り紙が出されました。
ところが梅田阪急百貨店の社長である小林一三氏は 「ライスだけのお客様を歓迎します」という姿勢を 打ち出し、当時のサラリーマンに希望の光を 灯したそうです・・
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%B9
その時阪急の食堂を利用した人々の中には戦後裕福な 身分となってもその恩を忘れずに 「一生阪急でしか買い物しない」と誓った富裕層も 多くいた、と聞いています。
たまにはこんな心暖まるお話も良いのではないでしょうか・・